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引越しは今一度考え直す


賃貸の住み替えを、簡単に考えている人もいますが、なかなかこれはこれで、大事な決定です。賃貸で長く住むことを考えれば、当然暮らしやすい環境であるということが大事なのですが、その為にも賃貸物件選ぶ際は慎重に選ばなければならないと言えます。

例えば、賃貸物件に住んで10年経ったという人が二人いたとします。しかしこの二人にはいくつかの違いがあります。まず一人目をAさんとすると、Aさんは同じ物件で更新をし続け10年間同じ場所に住んだとすると、支払うのは家賃+2年ごとの更新費用(家賃一ヵ月分)となり、家賃が5万円だとすると、10年分の家賃600万円、更新費用25万円で総額約625万円程度になります。(敷金は入れていません)

またBさんも賃貸物件に住んで10年です。しかし、10年間同じ場所には住まずに、2年ごとの更新を一切せずに引越しを繰り返しました。これをAさんと同じ家賃5万円で計算したとすると2年ごとの新規契約となり、10年分の家賃600万円+礼金50万円(家賃の2ヵ月分)+仲介手数料25万円(家賃の1ヶ月分)+引越し費用、各種もろもろで、アバウトに計算しましたが、Aさんよりも支払い額が大幅に多くなるのがわかるはずです。(敷金は入れていません)

もちろんBさんの利点は、様々な場所に住んで、心機一転の生活ができることもありますが、それほど大きな利点とは言えません。それよりも、引越しや、新居の手続きなどでAさんに比べ時間と費用を大幅にロスしていることが分かります。また、今いる場所から新居へ越すということは、新しいトラブルが発生するというリスクを背負っているわけです。そうしたトラブルに遭うと、再び引越しを余儀なくされることも考えられます。

このように、現在住んでいる賃貸を更新し続けるということは、出費や時間の浪費を抑えるためにも大きな効果を生んでいるわけです。多くの方は、現在住んでいる賃貸物件の更新料は払いたくないために、新居を探すことがあるようですが、ちょっと立ち止まって今一度考え直して見ましょう。

もし、今の部屋がとても気に入っているなら、更新しておくほうが最善の選択です。それでも何か、どうしても引っ越す理由があるのなら、引越しを考えるようにしましょう。できるだけ、引越しは避けるのがベストです。また、賃料を安く済まそうと思っている人も、現状の物件に満足しているのなら早まってはいけません。新しく住むところは今以上に満足できる物件とは限りませんし、もし新居が、数千円程度安くなるだけならば、総支払い費用を比較して、そのまま住んでいたほうがお得な場合もあります。

まずは、現状でとても気に入った物件であるなら、引っ越さないという選択がベストです。引越しは、手間や手続きが面倒で、心理的にも大きな負担となることも少なくありません。できるだけ避けるべきイベントだと言えます。

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