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(9)賃貸契約時に必要となる費用


そして、晴れて入居審査に受かったら、今度は最終的な契約に入ります。申込みはリスクなしでキャンセルすることができましたが、契約後は違います。ハンコを押して契約した後のキャンセルは、様々な違約金が発生しますので、契約をしたら後には引けないと考えて下さい。ここで、契約に必要な各種費用をご紹介したいと思います。関東と関西では、名目や費用の割合が異なりますが、ここでは主に関東を例にとってご紹介していきたいと思います。

 申込金(預かり金)
申し込み金とは、申し込み時に一時的に不動産屋へ預けるお金のことで、申し込みをキャンセルした場合は返金されます。また、申込み後、契約するまでに至った場合は、契約時に掛かる費用と申し込み金が相殺されます。

申込金は、通常1万円程度を不動産屋へ支払うわけですが、申し込み金を払った場合は、必ず領収書などの支払った記録が残る物を貰っておきましょう。そうはいないと思いますが、不動産屋によっては、預けた申込金を貰ってないないものとする悪徳不動産もいるようですので気を付けるようにして下さい。

 礼金(おもに関東)
礼金は、主に関東で習慣として行われおり、貸主(大家)に対して支払います。礼金の設定は大抵0〜2ヶ月(家賃)の間になります。この礼金とは大家に感謝の気持ちとして支払う料金とされています。支払いは、契約時に一括して支払い、退出時には敷金とは違い返金されないお金です。つまり、契約時に支払った料金は、そのまま大家の懐に入るお金となるのです。

稀に礼金なしの物件も存在しますが、まだまだ現状では数が少ないと言えるでしょう。

 敷金(おもに関東)
契約時に貸主へ払う預け金です。大抵0〜3ヶ月(家賃)の間の設定になります。また、契約書に定められた補修費用や、滞納した家賃がある場合、敷金から差し引かれます。そして、退出時には、契約時に決めたもの(特約など)を差し引いて返還されます。大家によっては、敷金以上の請求をしてくる場合もありますが、もしその請求が納得いかないようでしたら、断固として戦いましょう。

 保証金:敷引き(おもに関西)
関東では主に敷金にあたるのが敷引きです。一般的には、関東より関西の方が毎月の家賃は安いですが、関西ではこの敷引きの習慣により、関東よりも初期費用が高くなりがちのようです。

また、敷引きとは、退出時に敷金(保証金)から差し引かれる金額で、主に差し引かれた費用はリフォームなどに充当されることになります。大抵設定される敷引きは2〜4ヵ月分(家賃)が多いようです。

 前家賃
通常、家賃は、月末に次の月の家賃を支払うことになりますが、契約時には、翌月分の家賃と当月分の家賃を日割りで支払うことになります。

場合によっては当月分の日割り家賃をサービスしてくれる場合もありますが、そこはあなたの交渉次第です。前家賃とあわせると、最大で約2ヵ月分の支払いとなります。

 管理費(共益費)
アパートなどではあまり見られませんが、マンションタイプ、分譲マンションタイプとなると、エレベーターや通路の電気代など、共用部分の維持管理の為に、貸主に毎月支払う費用として管理費が発生します。また、その他に管理費は保守点検費や、管理人の人件費に当てられます。

物件の中には、管理費などを込みで紹介している所もありますが、エレベーターがある場合は、まず間違いなく保守管理の為に、管理費がかかると言っても良いでしょう。
逆に言えば、管理費、共益費を抑えたいなら、エレベーターがない4階建て以下のマンションを狙うようにします。

 仲介手数料(紹介料)
物件を紹介し、お世話になった不動産屋に支払う料金です。通常、契約家賃の1ヵ月分が相場になります。

 更新料
通常2年間の賃貸契約が終わったら、大家や管理会社から更新するかしないかの決断を迫られるはずですが、その際更新を選ぶと、更新という費用が発生します。大抵、家賃の1〜1.5ヶ月分が相場となりますが、この更新料は主に関東が主流で関西ではほとんど見られません。

また、場合によっては、不動産屋にも更新手数料(家賃一ヵ月分)が必要となります。

以上が、主に賃貸契約時に必要となる費用です。賃貸契約には安くないお金を払わなければなりませんので、事前の準備は忘れずに必ずしておきましょう。

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