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(5)家賃の妥協点


賃貸物件選びで大きな問題となるのが家賃予算です。良い物件やお気に入りの物件を見つけたとしても事前に設定した予算家賃よりオーバーしてしまうことが少なくありません。賃貸物件では、条件が多ければ多いほど、その分家賃は上がっていくものです。稀に、不動産屋で希望予算を伝えたのにも関わらず、それよりも高額な物件を紹介してくる不動産屋がいますが、こういった不動産屋はダメな典型例ですので、そうした不動産屋はさっさと立ち去るようにしましょう。

本題に戻ります。ここでは、どうやって妥協点をさぐるかが重要になります。あともう少し出費して、居住性、快適性をとるか、それとも最初の設定予算通りに、家賃を節約するかどうかの妥協点なのですが、ここは家賃をプラスするほどの価値が、その物件にあるかどうかということに尽きます。家賃をプラスするほどの魅力がなければ止めたほうが良いですし、家賃をプラスして、例えば最上階が選べるのならそうした方が良いかもしれません。最終的には自分の判断になります。

個人的なアドバイスとしては、賃貸物件であるなら、上に人が居ない物件を選ぶのがお勧めです。生活騒音として簡単に防げないのは、上からの衝撃音ですから、それを数千円の出費で防げるのなら決して惜しくないでしょう。また、上からの騒音に対しての対策はほとんど皆無です。話し合いで分かるような人ならば良いですが、建物の構造からくるものであれば、どうしようもありません。

しかも、上からの騒音は、横からくる騒音よりも、心理的にきついものがあります。できれば上からの騒音は避けられるような物件選びをしたいものです。だから、最上階角部屋は、誰からも人気があるのです。

また、設定する家賃予算の上限ですが、一般的な基準としては収入の3分の1以下に抑えるのが適切とされています。しかし、実際は、収入の2分の1以上も払っている人は珍しくありません。特に東京では、平均的な家賃が高めな為、地方に比べ収入の3分の1以上になってしまう人も多いでしょう。

ここで東京の例をいうと、15万円の収入だった場合、収入の3分の1以下で、上限家賃は5万円以下となります。しかし、東京で5万円以下というと、マンションタイプに住むのは難しく、必然的にアパートタイプになってしまいます。さらに、渋谷区や港区、目黒区などの地域は家賃、物価の面からも見ても住むことは難しい為、どうしても住める地域が限られてきます。住む場所によっては、6畳一間の風呂なし木造アパートぐらいが妥当になるのではないでしょうか?

このように、上限家賃の妥協点を探し出すのはとても難しいと言えますが、できれば生活費を圧迫しないほどに、家賃設定は慎重に行いましょう。また仕事で家を空けることが多い方は、それほど家賃に予算をあてる必要はないかもしれません。部屋に寝る為だけに帰るだけなら、それほど物件に拘らなくても苦ではないからです。逆に受験などで自宅に篭るという方は、多少家賃予算を上げても居住性を向上させるという手も考えられます。

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