

不動産屋選びでは、前述したように、大型系列店やターミナル店は、まず最初の内は避けるようにします。見分けるのは馴れれば簡単です。言い方は悪いですが、ビルの1階、または一戸建などの、古い建物で長年営業している不動産屋が狙い目です。もし分かるならば更新回数で見分けるのが一番簡単でしょう。
不動産屋に入ると、まず最初に物件の条件を聞かれます。その際に重要となるのが、賃貸物件に求める必須条件です。必須条件とは、あなたがこれから住む賃貸物件に絶対条件として求めるものです。賃貸物件選びに、条件を求めたらきりがないとは思いますが、挙げる条件の中でももっとも重要、かつ必要だと思われるものをいくつかチョイスして下さい。多くて5つくらいを目安に、それを不動産屋にどうしても外せない条件として前もって言っておくと不動産屋も物件を探しやすいでしょう。
また、あまりに細かく条件を並べると、選べる物件の絶対数が下がりますので、予算に見合うようにある程度、条件枠を広げて、その中から最適な物件を選ぶと言う方法がお勧めです。ここで絶対条件の例をご紹介したいと思います。例えば、防犯を強化したいのなら、物件探しの絶対条件に、「オートロック」で「2階以上」という条件をつけてみては如何でしょう。
また、広さを求めるのなら、30uというように具体的に面積をいうと分かりやすいかもしれません。通常、一人暮らしでは20uサイズの1Rタイプが基本となります。20uと言えば、6畳のフローリングにトイレ、風呂が別、屋内洗濯機置き場、電気コンロと言った設備が一般的な内容でしょうか?それを参考に広さを具体的に指定してみては如何でしょうか。
中には三点ユニットバスで、風呂、トイレ、洗面台がコンパクトに3点セットになっている物件もありますので、トイレと風呂は別々が良いという方は、その点も前もって不動産屋に言っておきます。一般的にあまり荷物がなく、上京したばかりであれば、大体20uくらいの部屋が丁度良いでしょう。また、料理をよくするようのなら、ガスキッチンがお勧めです。ガスキッチンならば、微妙な火力の調整でき、電気コンロに比べ光熱費も抑えられます。
さらに、今では当たり前の設備となりましたが、エアコン装備のチェックもしておきましょう。エアコンがないと、夏は相当の覚悟が必要です。また、夏以外にも、冬などの寒い時期にもエアコンは活躍してくれます。今の時代、快適な生活を送る為にもエアコンは必需品と言えます。ここでもし、不動産屋が、条件とは異なった物件ばかり紹介するようだと、外れの不動産屋が高いです。実際にそうした不動産屋は多数存在します。仕事のキャリアにも関係するかもしれませんが、希望の条件と違う物件ばかり紹介する不動産屋はターミナル店が多いように思えます。
当たり前ですがそんな不動産屋で、希望する物件が見つかるはずはありません。できるだけ早く、その不動産屋から退却しましょう。当たりの不動産屋とは、自社で管理する物件を多数持ち、条件を言った時点で、ある程度の目星をつけてくれる不動産屋です。
そういった不動産屋は自社で扱う物件を十分に把握していますから、すぐに答えられます。その為、思いがけない良い物件に巡り合える確率も高いと言えるでしょう。こうした不動産屋は、長年その地域で営業していて、大家と顔見知りであることも多いことから、大家との交渉ごともうまくいく可能性が高いでえす。
お部屋探しのポイントをいくつかご紹介します。
家賃
一般的に収入の3分の1以下が望ましいと言えます。地方の都市ならばその範囲で大丈夫かもしれませんが、東京などの大都市では、収入の3分の1以下で、お気に入りの物件を探すのは難しいかもしれません。できるだけ無理をしない金額を設定するようにしましょう。
構造
賃貸物件を選ぶ上で建物の構造はとても大事です。木造や鉄骨であれば、ほとんど遮音性はないと考えて良いでしょう。つまり近隣のプライバシーは丸聞こえです。また、不動産屋によっては、重量鉄骨などを、さも遮音性が高いように紹介することもありますが、実際には鉄骨とほとんど変わらず、場合によっては木造よりも鉄骨の方が音が響くこともあります。
遮音性を求めるなら、何と言ってもRC(鉄筋コンクリート)やSRC(鉄骨鉄筋コンクリート)が良いでしょう。賃貸料は鉄骨や、木造に比べ割高になりますが、プライバシーを求めるなら最初から、RCやSRCなどを条件に選ぶのが一番です。
間取り
間取りには、1Rや1Kなどがありますが、すべての物件で間取りが全く同じということはありません。例え、面積が同じであっても、バスとトイレが一緒のものや、1R、1Kでもバス、トイレが別々だったりと、それぞれ物件によって間取りは異なります。
また、洗濯機置き場が屋外であるか、屋内かもチェックしてください。洗濯機は屋外にあると、どうしても痛み具合が激しいですから、洗濯機を長持ちさせる為には、できれば屋内にあるほうが良いですし、そうすれば長持ちします。また、二人暮らしで住む予定ならば、それぞれのプライバシーを守る為に2K以上の間取りが良いと思います。お互いの為にも部屋はそれぞれ持っておいたほうが良いでしょう。
たまに、ロフト付きの物件を喜ぶ方もいますが、ロフトにベットを置くのはあまりお勧めできません。ロフトの場合、冬は良いかもしれませんが、夏は寝苦しく、就寝するのにあまり最適とは言えません。やはり物置に利用するのがベストでしょう。
床の素材
床の素材には、畳や、フローリング、クッションフロア、カーペットなど様々な種類がありますが、騒音を抑えるならば、畳やクッションフロア、カーペットなどが有効でしょう。騒音で一番心配されるのがフローリングです。
利便性は高いですが、フローリングだと、下や上に音が響きやすいことが挙げられます。特に一般的なマンションやアパートでは、それほど騒音に配慮して作られていないので、フローリングを選ぶ際には、自身の騒音についても気をつけなければいけません。
部屋の広さ
賃貸物件を探す際には、1Rや1K指定で探すのではなく、広さ(面積)で探すという方法も良いでしょう。広さで探すと、間取りで探すより、求める物件に、それほどぶれが無く目的の物件を探しやすいと言えるかもしれません。また、広さで探す方法だと引越した荷物が入らないということも、そうはないでしょう。
さらに、広さで探した方が、業者側にも分かりやすいことも利点です。
例えば1Rで30uの広さを探すにしても、1Rと業者側に言ってしまうと15uのワンルームもあれば、30uのワンルームもあります。しかし、最初から30u以上と言えば、業者側にもより伝わりやすいと言えます。
駐輪場スペース
バイクや自転車を利用するなら、できれば屋根付きの駐輪場があったほうが良いでしょう。駐輪場が無い為に、自宅付近に自転車などを置いておくと、いたずらや盗難に遭うこともありますので、できれば駐輪場があるマンションやアパートを選ぶようにします。
また、車を利用するなら、駐車場付きのマンション、アパートを探すか、駐車場が近くにある、マンション、アパートを探します。駐車場付き物件となると、物件数も相対的に少なくなりますので、そこはある程度覚悟しておかなければなりません。
駅からの距離
物件の広告には、通常、駅から何分程度ということが書かれていると思います。特に東京では、電車は足です。近くの駅までどれくらいあるかということは利便性を図る上でもとても重要と言えます。
例えば、駅から5分とはどれくらいのことを指しているのでしょうか?広告に表記されている徒歩時間は、実際に歩いて計った時間ではなく、80mを1分として計算したものです。つまり5分ならば、大体駅から400m近く離れていることになります。
また、80mを1分として計算したものですから、実際に5分でいけるということはなく、信号や迂回路など、待ち時間を含めると、5分以上はかかると見て下さい。もし、実際の時間を計る場合には、自分自身で内見の際にでも、計っておくと良いでしょう。
日当たり
意外と気にしない人が多いのが日当たりです。中には第一条件にする人もいると思いますが、実際にそこまで気にする人は少ないのではないでしょうか?一般的に人気なのが南向きの部屋です。北向きは暗い為、家賃も低めに設定されているようです。また西向きだと、今度は西日が強くなるので、家賃も抑えられているとか。
個人的には、必須とまでは言いませんが、やはり日当たりは重要だと思います。朝十分に日の光を浴びることで、体の体内時計がリセットされ、快適な生活ができるからです。また、朝日は、目覚まし代わりにもなり、規則正しい生活を送る為にも日当たりはやはり重要でしょう。
防犯設備
最近ではオートロックマンションも当たり前になってきましたが、オートロックと言えども必ず安心できるわけではありません。もし同じマンションの住人ならば、オートロックも無意味になります。また、一階は避けるという人もいますが、2階以上が安全だとは必ずしも言えません。逆に2階以上の階になると、その安心感からか防犯を緩くしてしまう方もいるのです。
泥棒や強盗はそこを狙ってきます。また、女性であるなら防犯設備は賃貸物件選びの重要ポイントです。自分の身を守る為にも、しっかりした防犯設備が整った住居を探すようにしましょう。
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