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最上階の物件が必ずしも良いとは限らない


賃貸物件の最上階、角部屋は、まさに誰もが望むプレミアムな賃貸物件であることは言うまでもありません。出回る数も少なく、物件自体も少ない為、住み良い場所を探している人にとっては、まさに最も望んでいる条件と言えるでしょう。

しかし、そうしたプレミアムな賃貸物件でも、立地や場所、構造によっては、デメリットも存在します。

まず、最上階であっても階段がない賃貸物件もあります。そうすると毎日の昇り降りが大変になります。脚力が弱いという方にとっては、最上階と言えども悩む所です。

また、最近、問題によく挙げられるトラブルに高層ビルがあります。高層ビルと言えば、イメージ的におしゃれで、眺望が良く、誰もが好む物件と思われますが、プラス部分にばかり目を向け、高層ビルに隠れるマイナスな部分に焦点が当てられないことがあります。それではいけません。

あまり言われていないことですが、高層ビル(20階建て以上の階層)ではよく生活上のトラブルが挙げられているのです。まず、高層ビルの最上階となると、建物の構造上、高くなればなるほど軽い素材を利用しなければなりません。表記されている構造は鉄筋コンクリートであったとしても、高層階になると外壁がALC造となっていたり、戸境壁などでは乾式壁が利用されていることが通常です。

つまり、高層階になればなるほど、遮音性が低くなり、音漏れがしがちになります。また、このような構造ですから、一般的な低層の木造アパートなどと遮音性とほとんど変わらない、もしくはさらに酷いという場合もあるようです。

せっかく高い賃貸料金を払っても、これでは住み良い環境とは言えず、支払っている賃料の差を考えると、とても損をした気分にもなります。

また、高層階の場合、日差しが強く、特に夏になると、カーテンと冷房は欠かせない必需品となるでしょう。夜になっても、屋上や外壁から熱が室内に降りてきて、なかなか室内温度が下がらない為、寝苦しい夜が続くかもしれません。さらに、高層階になればなるほど揺れが酷くなると言うこともよく聞きます。(構造による)

そして、高層階になればなるほどエレベーターを利用するのが億劫になり、結果的に外出が減るという実体験も良く聞かれます。

もちろん、最上階の利点として、上階からの衝撃音などを防げるという最大のメリットが享受できるのですが、あまりに高層になると、ご紹介したようにデメリットの方が目立つ場合があるようです。

もちろんすべての高層物件が、ご紹介したデメリットに当てはまるわけではありません。建築技術も年々向上していますので、こうした不満は少しずつ解消されるはずです。眺望が気に入って高層ビルを選ぶ人も多いかもしれませんが、眺望は3日で飽きると言います。実際に住んでも、毎日眺望を眺めるようなことはしなくなるようです。

このように、いくら最上階であっても必ずしも全てにおいて満足するというわけにはいかないようです。高層階に住む場合には賃料とよく相談し、住む前にじっくり考えてみることをお勧めします。

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