現況優先という落とし穴

賃貸物件の場合、賃貸広告に「現況優先」という表記を一度は見たことがないでしょうか?これは、賃貸物件広告によく見られるもので、その名の通り、もし間取りが違っていても現況の間取り、設備が優先されるということを表しています。
つまり、賃貸物件広告を信じて内見をしてみると、実際は、あるものが無かったり、無いものがあったりすることがあるのです。現況優先という表記は、まさに大家に有利な表記とも言えるかもしれません。もし、現況優先ということが書かれておらず、あるものが無かったり、間取りが違う場合は、嘘広告とも言われかねないからです。
その為、こうした表記があるにも関わらず、内見もせずに、物件を契約してしまうと、後日トラブルとなりかねません。契約時の説明には、設備や間取りについての詳細が、宅建保持者から聞かされると思いますが、そこで初めて実際の間取りを知り、契約を止めようと思っても、契約中止による違約金を支払わされることにもなりかねません。
この場合、古い情報のまま広告を載せた不動産屋、大家にも問題はありますが、内見をせずに、契約をしてしまった消費者側にも問題があります。こうならない為にも、内見という作業はとても大切なのです。大家側としても、こうした契約後のトラブルを避けるためか、内見をしてからでないと契約をしないという人もいるほどです。以前そうした契約で嫌な思いをしたことがあるのでしょう。
人気物件においては、早い者勝ちになることが予想されるので、どうしても契約を焦ってしまいがちですが、内見を一度もせずに、契約することは大きなリスクをとることになるのを忘れてはいけません。
また、そうした焦った契約が、大家側にも迷惑をかけてしまうこともありますので、もし、内見せずに契約するとしても、部屋の雰囲気を知る為に、同様の間取りを見せてもらったり、管理する不動産屋から過去の部屋写真を見せてもらうなどして、もしもの時のリスクがあることを念頭に契約するようにしたほうが良いでしょう。
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